・キーパーグローブはどうやって選んだら良いの?
・ウールシュポルトのキーパーグローブにはどんな種類があるの?
そんな悩みを解決する記事になっています。
ウールシュポルトとはどんなグローブメーカーか?
フットボールプレーヤーのためだけに70年以上にわたって製品を作り続けてきたuhlsport(ウールシュポルト)。
ウールシュポルト公式Webサイト:https://uhlsport.jp/
1980年代には、ディノ・ゾフ(イタリア)やワルター・ゼンガ(イタリア)をはじめ、
世界各国の名GK達がuhlsportのグラブを愛用して傑出した成績をおさめ、GK用品のプロフェッショナルブランドとして絶対的地位を確立。
以来40数年、uhlsportはGKが常に最高のパフォーマンスを発揮できる製品づくりをブランドミッションに掲げ、
日々最新のテクノロジーを導入した製品を開発し続けている。
この通り、40年以上も前からゴールキーパーグローブをはじめとしたGK用品を牽引してきたメーカーの1つです。
アディダスやナイキ、プーマといった総合スポーツメーカーと比べると一般的な知名度は低いかも知れません。
しかし、多くのゴールキーパーにとって、あの三日月を想像されるようなロゴは憧れです。
本記事では、主にゴールキーパーを始めたばかりの方向けに、あなたにぴったりのウールシュポルトのキーパーグローブを選び方を解説していきます。
ウールシュポルトのキーパーグローブの選び方
まずは商品名を理解する。
あなたにぴったりのウールシュポルトのキーパーグローブを選ぶには、まず商品名を理解する必要があります。
ウールシュポルトのキーパーグローブの商品名は以下のようになっています。
「コレクション名」「パーム名」「カッティング名」
1つ1つ解説していきますね。
コレクション名とはモデルやデザインの種類
コレクション名というのは、そのキーパーグローブのモデル名になります。例えば以下のようなものです。
- パワーライン
- スピートコンタクト
- ハイパーアクト
パワーライントというのは、2023年の秋冬モデルとして登場したコレクションです。パンチングゾーンのグリップ力向上や、ストラップ部分のストレス軽減のためデュアルフィックスシステムが採用されるなど、従来コレクションから様々な進化を遂げています。
これとは別に、コレクション名が商品名に含まれていない、スタンダードなモデルも存在しています。
パーム名はグリップ部分の素材
パームとはキーパーグローブで最も重要である、ボールをキャッチする手のひら部分についているグリップの種類のことです。
例えば
- スーパーグリッププラス(SUPER GRIP+)
- アブソルートグリップ(ABSOLUTE GRIP)
- ソフト(SOFT)
- スターターソフト(STARTAR SOFT)
- スターターレジスト(STARTAR RESIST)
などがあります。パームの種類によって、グリップ力、耐久性などが異なります。
キーパーグローブを選ぶ際には、グローブを使用する環境や用途に合わせて、このパームをまずは選んでいきます。
これは後程解説します。
カッティング名は指周りの構造
キーパーグローブはシンプルにいうと、手のひらのパーム部分と、手の甲の部分を貼り合わせたものです。貼り合わせる際の指周りの構造を表したものがカッティング(フィンガーカット)です。
わかりづらいと思うので、uhlsportの公式サイトから各カッティングの画像を拝借します。
カッティングのイメージが沸くのではないでしょうか。
キーパーグローブはパームから選ぶ!
商品名を理解したところで、ここからどのようにあなたに最適なグローブを選んでいくか説明します。
先ほども書きましたが、キーパーグローブ選びで最も重要なのが、このパーム選びです。
用途や使用する環境に合わせて最適なパームを選ぶ必要があります。
まずはウールシュポルトのパームにどのようなものがあるか、改めて見ていきましょう。
これらを踏まえて、使用する環境、用途ごとに選び方を見ていきましょう。
最適なパームの選び方1:使用する環境(柔らかい芝/人工芝 vs 土、硬い芝/人工芝)
芝や人工芝など比較的柔らかい環境でプレーしている場合には、グリップ系のパームを選択するのが良いです。
パームが摩耗するのは、ボールをキャッチするときだけではなく、グラウンドとパームが触れるときがメインです。
例えばセービングのあとに立ち上がる際に手を地面についたり、ゴロのシュートを止めるときに、グローブを地面に触れるときなどで、これらは上達しても完全に避けることができません。
加えて、グリップ系のパームは粘着性のある特殊な素材を使用しているので、土埃のつくグラウンドとは相性が良くなく、せっかくの機能を活かすことができません。
グリップ系のパームは、柔らかい芝/人工芝でのプレーが多い方が選択するのがベストです。
逆に、土や硬い芝、人工芝でプレーするのがメインであれば、ソフト系、レジスト系のパームがおすすめです。
日本ではまだまだこういった環境でプレーする方が多いと思います。
土のように固いグラウンドの場合、ある程度の耐摩耗性が必要になります。
加えて、長く使っていくと、大切にメンテナンスをして使用したとしてもパームが土埃でどうしても汚れてしまいます。それでもグリップ力が長持ちするのがこのソフト系のパーム、そしてソフト系パームに耐摩耗性の素材が加わったレジスト系のパームになります。
土のグラウンドでグローブを使用する機会が多い方は、ソフト系、レジスト系のパームを選択してください。
最適なパームの選び方2:用途で選ぶ(練習用 vs 試合用 vs 練習試合兼用)
練習用のグローブとして最適なのは、ソフト系、レジスト系のパームの中でも耐久性の高いパームになります。
その名の通り、レジスト系は耐久性を重視したパームになります。GKが上達するためには、やはり多くのシュートを止める必要があり、そしてダイビングをする必要があります。ダイビングの際に、キーパーグローブでグラウンドに手を着いてしまうことも多いでしょう。
その度に大きくパームが削れてしまうと気になってしまいますよね。
練習に集中し、一日も早く試合で活躍できるようになるためにも練習用にレジスト系のパーム、あるいはSTARTARSOFTといった、ソフト系の中でも耐久性の高いパームのグローブをまずは選ぶのが良いと思います。
もちろんこれらのグローブを試合に使用しても問題ありません。
試合用のグローブとして最適なのは、ソフト系、グリップ系の中でもグリップ力が高いものになります。具体的には、
- SUPERSOFT(スーパーソフト)
- ABSOLUTGRIP(アブソルートグリップ)
が良いでしょう。
SUPERGRIP+というuhlsportの最高峰のグローブでももちろん良いですが、やはり価格も高いです。
もちろん普段の練習が一番大切ですが、これらグリップ力の高いグローブを使用することで、普段の実力以上にパフォーマンスを発揮する手助けをしてくれるのが、これらグリップ力の高いグローブといえると思います。
試合用、練習用のグローブをわけられると良いのですが、その場合、最低でも2相のグローブを買いそろえる必要があります。
キーパーを始めたばかりという方が、いきなり2相のグローブを購入するのは若干ハードルが高いですよね。
そんな方には、まず練習試合兼用として1相のグローブを買うのが良いと思います。
その際おすすめなのは、
- SOFT(ソフト)
- SUPER RESIST(スーパーレジスト)
です。
これらのパームは耐久性、グリップ力のバランスが良く、高校生から社会人のカテゴリでも試合用として十分に使用できるグリップ力がありながらも、耐久性もそれなりに高いグローブです。
練習、試合用兼用で1つグローブを探している、という方に大変おすすめです。私自身、使ってきたグローブではこの「SOFT」のグローブが最も多いので、自信をもっておすすめできるパームです!
ウールシュポルトのキーパーグローブ比較!
スターターソフト(STARTER SOFT) 練習用・土のグラウンドにおすすめ!
- コレクション:パワーライン
- パーム:スターターソフト
- フィンガーカット:クラシック
- コレクション:パワーライン エリート
- パーム:スターターソフト
- フィンガーカット:クラシック
- コレクション:スピードコンタクト
- パーム:スターターソフト
- フィンガーカット:クラシック
スターターソフトのグローブについてはこちらの記事でも詳しく解説していますので、併せて参考にしてください!
スターターレジスト(STARTER RESIST) 練習用・土のグラウンドにおすすめのコスパ最強パーム!
- コレクション:なし
- パーム:スターターレジスト
- フィンガーカット:クラシック
ソフトレジスト(SOFT RESIST) 練習用・土のグラウンドに強いレジスト系パーム!
- コレクション:なし
- パーム:ソフトレジスト
- フィンガーカット:クラシック
ソフト(SOFT)練習試合兼用・土でも芝でもいける万能パーム!
- コレクション:パワーライン ホライゾン
- パーム:ソフト
- フィンガーカット:クラシック
ソフトパームのグローブについては、この記事でも解説していますので、参考にしてみてください。
スーパーレジスト(SUPER RESIST)練習試合兼用・土でも芝でもいける最強パーム!
- コレクション:なし
- パーム:スーパーレジスト
- フィンガーカット:ハーフネガティブ
スーパーソフト(SUPER SOFT)試合用にオススメ!ソフト系パームの最高峰!
- コレクション:パワーライン
- パーム:スーパーソフト
- フィンガーカット:クラシック
- コレクション:パワーライン
- パーム:スーパーソフト
- フィンガーカット:ハーフネガティブ
- コレクション:パワーライン ホライゾン
- パーム:スーパーソフト
- フィンガーカット:ハーフネガティブ
アブソルートグリップ(ABSOLUTE GRIP)試合用の究極パーム!
- コレクション:パワーライン
- パーム:アブソルートグリップ
- フィンガーカット:リフレックス
- コレクション:なし
- パーム:アブソルートグリップ
- フィンガーカット:ハーフネガティブ
- コレクション:パワーライン
- パーム:アブソルートグリップ
- フィンガーカット:フィンガーサラウンド
アブソルートグリップのグローブについてはこの記事でも解説していますので、併せて参考にしてみてください!!
スーパーグリップ+(SUPER GRIP+) ウールシュポルトの最高峰パーム!
- コレクション:パワーライン
- パーム:スーパーグリップ+
- フィンガーカット:ハーフネガティブ
- コレクション:スピードコンタクト ブラック
- パーム:スーパーグリップ+
- フィンガーカット:ハーフネガティブ
ウールシュポルトのキーパーグローブをコレクションで選ぶ!
ウールシュポルト パワーライン(2023年秋冬モデル)
ウールシュポルトのパワーラインのキーパーグローブを以下のリンクからAmazonで探してみてください。
ウールシュポルト スピードコンタクト(2022年秋冬モデル)
ウールシュポルトのスピードコンタクトのキーパーグローブを以下のリンクからAmazonで探してみてください。