ワールドカップ向けのメンバーが続々と発表されつつあります。ワールドカップに出場するゴールキーパーを紹介してきたこのシリーズですが、今回が最終回。北中米カリブ海編です!日本だ対戦するあの国も含まれています。
カナダ代表のゴールキーパー(9大会ぶり2回目)
カナダ代表のワールドカップに向けたメンバーがが発表され、ゴールキーパーは以下の3名です。
18 | ミラン・ボージャン(Milan BORJAN) | レッドスター・ベオグラード (セルビア) | 1987.10.23 | 195/84 |
1 | デイン・セント・クレア(Dayne St. CLAIR) | ミネソタ・ユナイテッド (アメリカ) | 1997.5.9 | 191/75 |
16 | ジェームズ・パンテミス(James PANTEMIS) | CFモントリオール | 1997.2.21 | 185/78 |
ミラン・ボージャンのキーパーグローブ
ワールドカップ直前の最後のテストマッチとして日本代表とも対戦したカナダ。本大会でゴールを守るのは、日本戦でも出場し、現在はセルビアでプレーする、ボージャンでほぼ決まりでしょう。
カナダ代表として50試合以上出場していて、プロとしてセルビア、アルゼンチン、ブルガリア、ポーランドなど7か国でプレーしているというのも地味にすごいなと思います。
セービングがすごいうまいかというとそうでもないのですが、強みは、シュートに対する構えだと思っています。つまり、シュートがどこにきても対応できるように上下左右のバランスよく構えることができる。なので、多くのシュートを止めることができる。
uhlsport SPEED Contact / ウールシュポルト スピードコンタクト
ボージャンは日本戦で、ウールシュポルトのスピードコンタクトというグローブを使用していましたね。
2022年11月に販売されている新しいモデルですが、uhlsport公式通販サイトや、amazonでも購入可能です。
uhlsport HyperAct / ウールシュポルト ハイパーアクト
また、以前はHyperActというモデルを使用していましたが、写真を見てもわかるように、パンチングゾーンなどかなりカスタムされていますね。
メキシコ代表のゴールキーパー (8大会連続17回目)
メキシコ代表のワールドカップに向けたメンバーがが発表され、ゴールキーパーは以下の3名です。
13 | ギジェルモ・オチョア(Guillermo OCHOA) | アメリカ | 1985.7.13 | 185/76 |
1 | アルフレド・タラベラ(Alfredo TALAVERA) | フアレス | 1982.9.18 | 188/84 |
12 | ロドルフォ・コタ(Rodolfo COTA) | レオン | 1987.7.3 | 188/70 |
ギジェルモ・オチョアのキーパーグローブ
メキシコのゴールを守るのは、メキシコ代表として100試合以上のキャップ数を誇る、オチョアになるのではないでしょうか。メッシやクリロナらと並び、圧巻の5大会連続のメンバー入りです。
オチョアがその名を世界に轟かせたのは、2014年のブラジルワールドカップ。地元ブラジル戦でのスーパーセーブは、忘れられませんよね。日本でも話題になりました。
当時、チームを契約満了になり、移籍先が決まらない状況でのワールドカップ参加という点も話題になりました。
また日本代表にもゆかりがあります。2021年に行われた東京五輪2020大会。3位決定戦に臨んだU-24日本代表の前に立ちはだかったのはU-24メキシコ代表。オーバーエイジ枠で参戦していたオチョアも好セーブで日本のメダル獲得を阻みました。
nike Premier SGT / ナイキ プレミアSGT
オチョア選手が使用するのはナイキのSGTというモデルのグローブ。
過去のモデルであればamazonなどでも購入可能なようです。
アメリカ代表のゴールキーパー (2大会ぶり11回目)
アメリカ代表のワールドカップに向けたメンバーがが発表され、ゴールキーパーは以下の3名です。
1 | マット・ターナー(Matt TURNER) | アーセナル(イングランド) | 1994.6.24 | 191/88 |
12 | イーサン・ホーヴァス(Ethan HORVATH) | ルートン・タウン(イングランド) | 1995.6.9 | 194/84 |
25 | ショーン・ジョンソン(Sean JOHNSON) | ニューヨーク・シティFC | 1989.5.31 | 193/98 |
マット・ターナーのキーパーグローブ
アメリカ代表とは2022年9月にテストマッチで日本代表も対戦しています。
その日本戦でもゴールを守ったマット・ターナーが本大会でもゴールを守ることになりそうです。アメリカ代表のデビューは2021年と代表歴は長くないですが、CONCAFゴールドカップではフル出場し、一挙に正GKの座を確保。ワールドカップカタール大会向けのメンバーにも順当に選出されています。
ずっとMLSで活躍していましたが、2022-23シーズンからはアーセナルに移籍!ベンチを温める日々ではありますが、実力は折り紙付きです。
WEST COAST GOALKEEPING QUANTUM TURNER PRO
ターナーが使用するのはアメリカのキーパー専門ブランドであるウェスト・コースト・ゴールキーピングのグローブです。
https://www.westcoastgoalkeeping.com/
Quantumというモデルのターナー選手の名前を冠したモデルになっています。
コスタリカ代表のゴールキーパー (3大会連続6回目)
コスタリカ代表のワールドカップに向けたメンバーがが発表され、ゴールキーパーは以下の3名です。
1 | ケイロル・ナバス(Keilor NAVAS) | パリ・サンジェルマン(フランス) | 1986.12.15 | 185/80 |
23 | パトリック・セケイラ(Patrick SEQUEIRA) | CDルーゴ(スペイン) | 1999.3.1 | 190/70 |
18 | エステバン・アルバラド(Esteban ALVARADO) | エレディアノ | 1989.4.28 | 193/80 |
ケイロル・ナバスのキーパーグローブ
予選リーグで日本代表も対戦する、コスタリカ代表のゴールを守るのは、ケイロル・ナバスで固いでしょう。
所属チームのパリ・サンジェルマンでは、2022-23シーズンはいまだリーグ戦で出番なし。昨シーズンは、ドンナルンマとローテーションでの起用。それはそれで難しさはあったと思いますが、今シーズン、これほどの選手が試合で見られないのは非常にもったいない。
ワールドカップの舞台でそのうっぷんを晴らす形になるのか。いや、日本代表相手にあまり活躍してもらいすぎても困りますね。
sells Total Contact / セルス トータルコンタクト
ナバスが使用しているのはセルスというブランドのキーパーグローブです。イングランド代表のニック・ポープもセルスを使用していますね。
まとめ
ワールドカップカタール大会2022に出場するゴールキーパーと、そのキーパーグローブを紹介してきました。本記事は、その北中米編です。
簡単に振り返ると、以下の通りです。
彼らのプレーもさることんながら、身に着けているキーパーグローブにも注目しつつ、本大会応援したいと思います!