FIFAワールドカップカタール大会2022に出場予定のゴールキーパーと、その使用するキーパーグローブをまとめました。前回のアジア編に続き、今回はスターGKも多い、ヨーロッパ編です!事前に予習して4年に一度のワールドカップ、きっちり楽しみましょう!
メンバーは2022年10月時点の最新メンバーを元にした予想で、本大会の実際の選出メンバーとは異なる可能性がありますのでそこはご了承ください。
ドイツ代表のゴールキーパー(18大会連続20回目)
ドイツ代表の最新メンバーは以下の通りです。
選手名 | 所属チーム | 生年月日 | 身長体重 |
---|---|---|---|
マヌエル・ノイアー(Manuel NEUER) | バイエルン・ミュンヘン | 1986.3.27 | 193/93 |
ケヴィン・トラップ(Kevin TRAPP) | アイントラハト・フランクフルト | 1990.7.8 | 189/88 |
オリヴァー・バウマン(Oliver BAUMANN) | ホッフェンハイム | 1990.6.2 | 187/80 |
マルク・アンドレ・テア・シュテーゲン(Marc-Andre TER STEGEN) | バルセロナ(スペイン) | 1992.4.30 | 187/85 |
日本代表の初戦の相手がこのドイツ代表です。ワールドカップ予選では序盤に北マケドニアに負けることもありましたが、終わってみればヨーロッパ最速でワールドカップ出場を決めています。
ドイツ代表は2014年のブラジルワールドカップの優勝チーム。その時の攻撃の要ミュラー、守りの要ノイアーは、現在もチームの主力として君臨する成熟したチームです。
マヌエル・ノイアーのキーパーグローブ
ドイツ代表のゴールキーパーはノイアーで決まりでしょう。
バルセロナで正GKとして活躍するテア=シュテーゲンや、ブンデスリーガのトップチームで活躍するトラップやバウマンなど、世界トップクラスの実力のゴールキーパーが揃ったチームですが、その中でも監督のノイアーへの信頼は厚いです。
大会では、衰えることを知らないセービング能力はもちろんなのですが、その守備範囲の広さやフィールドプレーヤー顔負けの足技にも注目です。
セービングはハイライトでも見られますが、せっかく日本代表と対戦するので試合の中で、どれだけ広いエリアを守っているか、そしてパスを有効につなぐ様子に注目したいですね!
長くなりましたが、ノイアーが使用しているのはアディダスのプレデターというキーパーグローブです。カラーが鮮やかな最新モデルを使用していますね。
アディダス プレデター プロ / adidas predator pro
アディダスプレデターの最新モデル。
カタールワールドカップ公式球のアル・リフラとデザインの統一性があり、完全にカタール大会を意識したデザインになっています。
デンマーク代表のゴールキーパー(2大会連続6度目)
選手名 | 所属チーム | 生年月日 | 身長体重 |
---|---|---|---|
カスパー・シュマイケル(Kasper SCHMEICHEL) | ニース(フランス) | 1986.11.5 | 190/92 |
フレデリク・レノウ(Frederik RONNOW) | ウニオン・ベルリン(ドイツ) | 1992.8.4 | 190/85 |
オリヴァー・クリステンセン(Oliver CHRISTENSEN) | ヘルタ・ベルリン(ドイツ) | 1999.3.22 | 190/82 |
カスパー・シュマイケルのキーパーグローブ
デンマーク代表のゴールを守るのは、ベテランのカスパー・シュマイケルです。今シーズンはフランスリーグのニースに移籍していますが、それまではプレミアリーグのレスターシティに所属していました。岡崎慎司の元チームメイトで、共にプレミアリーグ優勝の軌跡を経験したチームメイトです。
実はこのカスパー・シュマイケル、お父さんもプロサッカー選手でポジションはゴールキーパーなんです。デンマーク代表で129試合も出場し、マンチェスター・ユナイテッドでも、5回のプレミアリーグ優勝、1回のチャンピオンズリーグ優勝をはじめ、数々のタイトルを獲得した伝説的なゴールキーパーです。
シュマイケル親子のプレーを1つの動画にまとめた面白い動画もあるので見てみてください!
カスパー・シュマイケルが使用するグローブですが、一般的なメーカーのものではなく、特注モデルになります。ロゴも「KS」と記載がありシンプルなデザインです。一般販売はありません。
ベルギー代表のゴールキーパー(3大会連続14度目)
選手名 | 所属チーム | 生年月日 | 身長体重 |
---|---|---|---|
ティボー・クルトワ(Thibaut COURTOIS) | レアル・マドリード (スペイン) | 1992.5.11 | 199/91 |
マッツ・セルス(Matz SELS) | ストラスブール (フランス) | 1992.2.26 | 191/75 |
クーン・カステールス(Koen CASTEELS) | ボルフスブルク (ドイツ) | 1992.6.25 | 197/86 |
シモン・ミニョレ(Simon MIGNOLET) | クラブ・ブルージュ | 1988.3.6 | 193/87 |
ティボ・クルトゥワのキーパーグローブ
ベルギー代表はティボ・クルトゥワです。
2022年のヤシン・トロフィー受賞者でもあります。ヤシン・トロフィーとは世界最高のゴールキーパーに贈られる賞で、2019年から創設された比較的新しい賞です。
それも納得。今シーズンのクルトゥワの実績はすごいです。ラ・リーガのタイトルや、UEFAスーパーカップ、スーペルコパに加え、UEFAチャンピオンズリーグでは決勝で怒涛のセーブを見せ、タイトル獲得に貢献しています。自身もMVPを獲得しています。
Nike VaperGrip3 / ナイキ ヴェイパーグリップ3
クルトゥワは身長にグローブを試すのか最新モデルではなく、半年程度前のモデルを試合では好んで使っているようです。
練習では最新のモデルを試していますが、慣れてきたタイミングで試合で着用しているようですね。
フランス代表のゴールキーパー(7大会連続16度目)
選手名 | 所属チーム | 生年月日 | 身長体重 |
---|---|---|---|
ウーゴ・ロリス(Hugo LLORIS) | トッテナム・ホットスパー(イングランド) | 1986.12.26 | 188/82 |
アルフォンス・アレオラ(Alphonse AREOLA) | ウェスト・ハム・ユナイテッド(イングランド) | 1993.2.27 | 195/95 |
マイク・メニャン(Mike MAIGNAN) | ACミラン(イタリア) | 1995.7.3 | 188/80 |
スティーヴ・マンダンダ(Steve MANDANDA) | レンヌ | 1985.3.28 | 187/88 |
アルバン・ラフォン(Alban LAFONT) | ナント | 1999.1.23 | 196/90 |
ウーゴ・ロリスのキーパーグローブ
現世界チャンピオン、フランス代表。その2018年大会のゴールを守っていたのは、ウーゴ・ロリスでした。
順当にいけば、今大会のフランス代表のゴールを守るのは、キャプテンも務めるウーゴ・ロリスになります。
しかし、ロリスは右大腿部の怪我で9月の代表戦を離脱。ならば、昨シーズン名門ACミランを優勝に導いた、マイク・メニャンの出番か!?といいたいところですが、メニャンも怪我で欠場中。最新のフランス代表のゴールは、プレミアリーグ、ウェストハムのアレオラが出場しています。
とはいえロリスは現在はクラブでも試合に出場しているので順当にカタールワールドカップの舞台にも立つのではないかと思います。
Reusch Attrakt / ロイシュ アトラクト
ロリスが使用するのは、ロイシュのキーパーグローブです。
少しグレードの落ちる下位モデルもamazonで購入可能です。
クロアチア代表のゴールキーパー(3大会連続6度目)
選手名 | 所属チーム | 生年月日 | 身長体重 |
---|---|---|---|
ドミニク・リヴァコヴィッチ(Dominik LIVAKOVIC) | ディナモ・ザグレブ | 1995.1.9 | 188/82 |
ロヴレ・カリニッチ(Lovre KALINIC) | ハイドゥク・スプリト | 1990.4.3 | 201/96 |
イヴィツァ・イヴシッチ(Ivica IVUSIC) | オシエク | 1995.2.1 | 195/88 |
クロアチア代表は、前回大会では準優勝!そのときにゴールを守っていたのはスバシッチ選手でした。デンマーク戦、ロシア戦ではPKストップ!しかし、ワールドカップ終了後、スバシッチはクロアチア代表から遠ざかっています。
現在の正GKはリヴァコヴィッチ選手です。
リヴァコヴィッチのキーパーグローブ
リヴァコヴィッチはクロアチアの強豪、ディナモ・ザグレブでプレーするゴールキーパーです。
2018年のワールドカップでは、メンバーには選出されていたものの、出場はありませんでしたので、今回が初めてのワールドカップ。ワールドカップにかける想いは強いことでしょう。
リヴァコヴィッチ選手が使用するのは、ロイシュのアトラクトです。ロイシュは
Reusch Attrakt / ロイシュ アトラクト
スペイン代表のゴールキーパー(12大会連続16度目)
選手名 | 所属チーム | 生年月日 | 身長体重 |
---|---|---|---|
ロベルト・サンチェス(ROBERT SANCHEZ) | ブライトン&ホーヴ・アルビオン (イングランド) | 1997.11.18 | 197/90 |
ダビド・ラヤ(David RAYA) | ブレントフォード (イングランド) | 1995.9.15 | 183/80 |
ウナイ・シモン(UNAI SIMON) | アスレチック・ビルバオ | 1997.6.11 | 190/86 |
日本代表の同組に所属するスペイン代表。そのゴールを守ることになるのは、ウナイ・シモンになりそうです。
ウナイ・シモンのキーパーグローブ
ウナイ・シモンは2021年からスペイン代表に定着。同年にはU-24のスペイン代表メンバーとして東京五輪にも正GKとして参加しています。日本代表ともベスト4で対戦し、日本の決勝進出を阻みましたん。
シモン選手は、体の軸がしっかりしていて、セービングにも力強さがあります。また、至近距離からのシュートに対しても面を作ってブロックするプレーも上手です。
その良さが存分に発揮された先日のポルトガル戦のハイライト、是非ご覧ください。ハイライト中では危ないシーンもありますが、シモン選手のパスはスペイン代表のチーム戦術の一部になっています。
スペイン代表として近年君臨してきたデ・ヘア選手を抑えて試合に出ているのも、そのプレーが戦術にフィットしたという部分が大きいです。
Reusch Pure Contact / ロイシュ ピュアコンタクト
シモンが使用するのは、ロイシュのピュアコンタクトというキーパーグローブです。
シモン選手が使用するものと同じデザインのグローブは、一般販売していないようですが、イエローでデザインが近いものは以下のものです。
また、ピュアコンタクトの最新モデルは以下になります。かっこいいですよね。
スペイン代表の歴代のゴールキーパーについては以下の記事も参考にしてください。
セルビア代表のゴールキーパー(2大会連続3度目)
選手名 | 所属チーム | 生年月日 | 身長体重 |
---|---|---|---|
マルコ・ドミトロビッチ(Marko DMITROVIC) | セビージャ(スペイン) | 1992.1.24 | 194/90 |
ヴァニャ・ミリンコビッチ・サビッチ(Vanja MILINKOVIC-SAVIC) | トリノ(イタリア) | 1997.2.20 | 203/92 |
マルコ・イリッチ(Marko ILIC) | コルトレイク(ベルギー) | 1998.2.3 | 191/81 |
ミリンコビッチ・サビッチのキーパーグローブ
ミリンコビッチ・サビッチが使用するキーパーグローブは、AB1 Goalkeeper Productsのキーパーグローブです。日本ではあまりなじみがありませんよね。
AB1は、プレミアリーグを中心に活躍し、現在も控えの立場ではありますがエバートンでプレーするアスミル・ベゴビッチがプロデュースするゴールキーパー専門ブランドです。Asmir Begovićの頭文字ですね。
AB1 Undici / AB1 ウンディチ
ウンディチというモデルのキーパーグローブを使用しています。ウンディチとはイタリア語で11という意味のようです。 ミリンコビッチ・サビッチが使用しているのは、Nero Flashというデザインです。
カラーは違いますが、マンチェスター・ユナイテッドのトム・ヒートンもウンディチを使用していますね。
スイス代表のゴールキーパー(5大会連続12度目)
選手名 | 所属チーム | 生年月日 | 身長体重 |
---|---|---|---|
ヤン・ゾマー(Yann SOMMER) | ボルシア・メンヒェングラートバッハ(ドイツ) | 88.12.17 | 183/81 |
ヨナス・オムリン(Jonas OMLIN) | モンペリエ(フランス) | 94.1.10 | 190/83 |
イヴォン・ムヴォゴ(Yvon MVOGO) | ロリアン(フランス) | 94.6.6 | 186/84 |
ヤン・ゾマーのキーパーグローブ
スイス代表のゴールを守るのは、ブンデスリーガ、ボルシアMGで活躍するゴールキーパーであるヤン・ゾマーです。ワールドカップ2018年大会やユーロ2020でもスイス代表の守護神として君臨し、A代表のキャップ数も60を超えています。ワールドカップカタール大会では前回のベスト16を超える成果を狙っているはずです。
ヤン・ゾマーといえば、今年8月にブンデスリーガ相手に19本セーブの新記録を打ち立てた試合が話題です。
ポジションニングがかなり控えめで、ほぼゴールライン上にどっしり構えるタイプのゴールキーパーです。もちろん突っ立っているだけではなく、ベストな位置でシュートを止められるための本当に細かいポジション修正が特徴的なので、本大会でも注目したいところです。
PUMA Ultra Grip / プーマ ウルトラグリップ
ヤン・ゾマー選手が使用するのはプーマのウルトラグリップの最新モデルです。蛍光グリーンからブラックへのグラデーションがかっこいいですよね。
同デザインのエントリモデルもamazonで購入可能です!
イングランド代表のゴールキーパー(7大会連続16度目)
選手名 | 所属チーム | 生年月日 | 身長体重 |
---|---|---|---|
ニック・ポープ(Nick POPE) | ニューカッスル・ユナイテッド | 92.4.19 | 191/76 |
ディーン・ヘンダーソン(Dean HENDERSON) | ノッティンガム・フォレスト | 97.3.12 | 188/85 |
アーロン・ラムズデール(Aaron RAMSDALE) | アーセナル | 98.5.14 | 188/77 |
ピックフォードのキーパーグローブ
イングランドのゴールを守るのは、ピックフォードになるでしょう。
9月にピックフォードはリバプール戦で太ももを負傷。1か月の離脱ということでワールドカップ出場に暗雲が立ち込める結果になりました。例え1か月で復帰できても、調子が復活してこない可能性があるからです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5cc4f63a6fbd19797149bd200de15b5abb833114
ピックフォードがワールドカップに出場しない場合、代役を務める可能性が最も高いのは2018のワールドカップにもメンバー入りしているニック・ポープでしょう。ネイションズカップでは代役をつとめまずまずの印象。
プレミアリーグでの成績も好調。今シーズンからニューカッスルに移籍しましたが、プレミアリーグでのプレーも好調で、11試合で失点は9。セーブ率も81.4%と現在プレミアリーグ3位です。そして何よりチームはリバプールを抑えてトップ6入りです。
しかし怪我から復帰しているピックフォードも大きく調子を崩しているわけではなく、セーブ率は80%超えでリーグ4位の成績。チームが不調なのが気になりますが、今までのイングランド代表での実績を踏まえると、やはりワールドカップの舞台に立つのはピックフォードになる可能性が高いのではないでしょうか。
PUMA Ultra Grip / プーマ ウルトラグリップ
ピックフォード選手が使用するのはプーマのウルトラグリップの最新モデルです。ただし、カラーはレッドですが、これは現状市販では販売していないようです。同じモデルのグリーンのはこんな感じです。
しつこいようですが、同デザインのエントリモデルもamazonで安価で購入可能です!
オランダ代表のゴールキーパー(2大会ぶり11度目)
選手名 | 所属チーム | 生年月日 | 身長体重 |
---|---|---|---|
マルク・フレッケン(Mark FLEKKEN) | フライブルク(ドイツ) | 1993.6.13 | 189/74 |
ヤスパー・シレセン(Jasper CILLESSEN) | NECナイメーヘン | 1989.4.22 | 187/82 |
ユスティン・バイロウ(Justin BIJLOW) | フェイエノールト | 1998.1.22 | 190/84 |
レムコ・パスフェール(Remco PASVEER) | アヤックス | 1983.11.8 | 188/88 |
アンドリエス・ノパート(Andries NOPPERT) | ヘーレンフェーン | 1994.4.7 | 196/87 |
シレッセンのキーパーグローブ
本大会に出場するのは、なんだかんだでシレッセンになるのではないでしょうか。今シーズンから移籍したオランダリーグのNECナイメヘンではセーブ率84.6%と好調ですし、なんだかんだ長い付き合いのファン・ハール監督の信頼が厚いのではないかと思います。
RWLK “New Original Flat”
シレッセンが使用するのは、RWLKというメーカーのキーパーグローブです。オランダのブランドのようですね。
最新のオランダ代表の試合では、レムコ・パスフェールがオランダ代表史上最年長の代表デビューを果たしたことが話題になりました。デビューの年齢はなんと38歳。夢がありますね。デビューからポーランド、ベルギーを完封したことで、ワールドカップの正GK候補に急浮上してきています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2048f4bcd56c02ce8e591c9703f4b923d832c782
アンドリエス・ノパートのキーパーグローブ
(2022/11/16追記)
オランダ代表のメンバーが発表されました。シレッセンがまさかのメンバー外。ファンハール監督によると、リーグでも調子を落としているからとのこと。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ab3f11e9f63119180c66d9eaa7f57df0f76e39af
またネイションズリーグでシレッセンの代わり出場することもあったマルク・フレッケンもメンバー外。本大会では誰が出場するのか、まったく予想ができない状況でしたが、グループリーグ初戦で出場したのは アンドリエス・ノパート でした。
ノパートにとっては、このワールドカップカタール大会が代表デビュー戦!監督もとんだサプライズ人事を持ってきたものですよね。しかし、セネガル相手に2-0での完封勝利に貢献。まずは采配的中といえそうです。
ELITE SPORT NEO CONBI / エリートスポーツ ネオ コンビ
ノパートが使用しているのは、ELITE SPORTのネオというモデルのキーパーグローブです。
エリートスポーツは、なかなか斬新なデザインのモデルを展開していますね。ゴールキーパーの活躍と共に注目されるブランドとなりうるかもしれません。
ポルトガル代表のゴールキーパー(6大会連続8度目)
選手名 | 所属チーム | 生年月日 | 身長体重 |
---|---|---|---|
ルイ・パトリシオ(RUI PATRICIO) | ASローマ(イタリア) | 1988.2.15 | 189/84 |
ジョゼ・サ(JOSE SA) | ウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズ(イングランド) | 1993.1.17 | 192/86 |
ディオゴ・コスタ(DIOGO COSTA) | FCポルト | 1999.9.19 | 192/81 |
ポルトガルはゴールキーパー争いのレベルが非常に高い。
キャップ数が100を超えるポルトガルのスター、ルイ・パトリシオ。2014年、2018年とプルトガルのゴールを守り続けてきています。現在はモウリーニョ監督率いるローマの守護神として活躍していますね。ワールドカップ出場3大会目も十分に考えられます。
それからジョゼ・サです。プレミアリーグのウォルバーハンプトンで活躍し、昨シーズンはプレミアリーグでもトップクラスの活躍を見せました。ポルトガル代表としての実績こそありませんが、脂ののったとても良いゴールキーパーです。
それでも最近の選手起用を見ていると、ワールドカップの舞台に立つのは、ディオゴ・コスタの可能性が高いです。
ワールドカップ予選でコンスタントに出場していたのはルイ・パトリシオでした。しかし、ワールドカップ出場がかかった大一番で起用されたのは、ディオゴ・コスタでした。ネイションズリーグの最新の試合にも、やはりディオゴ・コスタが出場しています。
ディオゴ・コスタのキーパーグローブ
ディオゴが使用しているのはアディダスのプレデターというキーパーグローブです。ノイアーらと同じく最新モデルを使用。
adidas predator pro / アディダス プレデタープロ
adidasプレデターの最新モデル。
完全にワールドカップカタール大会を意識したデザインのグローブな感じがします。今大会、ワールドカップ公式球のアリ・リフラもadidasが提供しております。公式球とグローブがリンクコーデのようになっていますね。
少し前にはアディダス プレデターの以下のモデルを使用していました。
ポーランド代表のゴールキーパー(2大会連続9度目)
選手名 | 所属チーム | 生年月日 | 身長体重 |
---|---|---|---|
ボイチェフ・シュチェスニー(Wojciech SZCZESNY) | ユベントス(イタリア) | 1990.4.18 | 195/84 |
ウカシュ・スコルプスキ(Lukasz SKORUPSKI) | ボローニャ(イタリア) | 1991.5.5 | 187/84 |
バルトウォミエイ・ドロンゴフスキ(Bartlomiej DRAGOWSKI) | スペツィア(イタリア) | 1997.8.19 | 191/74 |
ラドスワフ・マイェツキ(Radosław MAJECKI) | セルクル・ブルージュ(ベルギー) | 1999.11.16 | 191/78 |
シュチェスニーのキーパーグローブ
ポーランド代表としてワールドカップでゴールを守るのは、よっぽどのことがない限りは、シュチェスニーになるでしょう。
名門ユベントス 、あのジャンルイジ・ブッフォンから正GKを奪い取り、その後もユベントスの絶対的守護神として君臨するシュチェスニー。
あまり名前を聞いたことがない方も多いかも知れませんが、確実なシュートストップ能力を持ったとても良いゴールキーパーです。
reusch Attrakt Gold X / ロイシュ アトラクト ゴールドX
ウェールズ代表のゴールキーパー(6大会ぶり2度目)
選手名 | 所属チーム | 生年月日 | 身長体重 |
---|---|---|---|
ウェイン・ヘネシー(Wayne HENNESSEY) | ノッティンガム・フォレスト(イングランド) | 1987.1.24 | 183/73 |
ダニー・ウォード(Danny WARD) | レスター・シティ(イングランド) | 1993.6.22 | 191/88 |
トム・キング(Tom KING) | サルフォード・シティ(イングランド) | 1995.3.9 | 193/80 |
ウェイン・ヘネシーのキーパーグローブ
ウェールズ代表のゴールキーパーは、ウェイン・ヘネシーになりそうです。
ヘネシーは、ノッティンガム・フォレストで活躍するゴールキーパーで、今年はプレミアリーグを戦っています。
代表キャップ100試合以上を誇るウェールズのレジェンド。しかし、EURO2020ではダニー・ウォードが正GKを務めましたが、現在は序列が入れ替わっている形になっています。
ヘネシーが使用するのはセルスのキーパーグローブです。
Sells Total Contact / セルストータルコンタクト
ヘネシーが利用するセルスのトータルコンタクトは楽天市場などで購入が可能です。
まとめ
カタールワールドカップに出場するゴールキーパーと彼らが使用するキーパーグローブについて調査しました。
- ドイツ代表-マヌエル・ノイアー:アディダス・プレデター
- デンマーク代表-カスパー・シュマイケル:KS
- ベルギー代表-ティボ・クルトゥワ:ナイキ・ヴェイパーグリップ3
- フランス代表-ウーゴ・ロリス:ロイシュ・アトラクト
- クロアチア代表-リヴァコヴィッチ:ロイシュ・アトラクト
- スペイン代表-ウナイ・シモン:ロイシュ・ピュアコンタクト
- セルビア代表-ミリンコビッチ・サビッチ:AB1ウンディチ
- スイス代表-ヤン・ゾマー:プーマ・ウルトラグリップ
- イングランド代表-ジョーダン・ピックフォード:プーマ・ウルトラグリップ
- オランダ代表-ヤスパー・シレッセン:RWLK “New Original Flat”
- ポルトガル代表-ディオゴ・コスタ:アディダス・プレデター
- ポーランド代表-ヴォイチェフ・シュチェスニー:ロイシュ・アトラクト
- ウェールズ代表-ウェイン・ヘネシー:セルス・トータルコンタクト
今大会に出場が予想されるゴールキーパーは、やはりベテランが多いですね。若くして名を上げる可能性があるとしたらディオゴ・コスタ選手くらいでしょうか。
いずれにせよ予想は予想。本大会で、サプライズで出場し、サッカー界の話題をかっさらうような選手が出てくることを期待してやみません。