今年も日本人GKの市場価値ランキングのベスト25を紹介します!
海外で活躍する日本人が増えていくに連れて、ヨーロッパやアメリカで活躍する日本人ゴールキーパーが増えてきています。今回もhttps://www.transfermarkt.jp/の市場価値のランキングを紹介します。
前回のランキングでは、25位中、海外で活躍する選手は3名だけでした。
- 6位:シュミット・ダニエル(シント=トロイデン)
- 12位:中村航輔(ポルティモネンセ)
- 17位:川島永嗣:RCストラスブール
この2年間で、市場価値の金額だけでなく、海外で活躍するGKの人数にも注目していきたいところです。それでは見ていきます!トップ3の発表!
出典:https://www.transfermarkt.jp/
3位:大迫敬介(120万ユーロ、約1億9400万円)
- 名前:大迫敬介(Keisuke Osako)
- 国籍:日本
- 誕生日:1999年7月28日
- 身長/体重:187cm/86kg
- 所属チーム:サンフレッチェ広島
- 代表歴:日本代表(2019~)
2022年では1位だった大迫敬介が2024年のランキングでは3位にダウン。ただし、市場価値は85万ユーロから120万ユーロに上がっています!
サンフレッチェ広島での安定したパフォーマンスに加え、日本代表にも定期的に招集され続けています。スタメン出場も鈴木彩艶に次ぐ2番目に多いです。12月に右手を骨折しなければ、アジアカップのスタメンも大迫だったかも知れません。
https://www.sanfrecce.co.jp/news/team/9362
リーグでの活躍と、日本代表での実績の積み重ねが120万ユーロという評価につながっているのでしょう。
2位:シュミット・ダニエル(120万ユーロ、約1億9400万円)
- シュミット・ダニエル (Schmidt Daniel)
- 国籍:日本
- 誕生日:1992年2月3日
- 身長/体重:197cm/88kg
- 所属チーム:KAAヘント(ベガルタ仙台→ロアッソ熊本→松本山雅FC→ベガルタ仙台→シント=トロイデンVV→)
- 代表歴:日本代表(2018年~)
2位は、ベルギーのKAAヘントで活躍するシュミット・ダニエル!大迫と同じ120万ユーロでしたが、シュミットの場合2023年6月までは150万ユーロだったことを評価し2位にしました。
シント=トロイデンで4シーズンに渡りプレーした2023年夏の移籍市場で、かつて川島永嗣も所属したメスへの移籍が噂されていましたが、最終的に移籍できず。しかしチームは、浦和レッズから鈴木彩艶を獲得していたため試合への出場はありませんでした。
カタールワールドカップ後の日本代表の初陣ではスタメンとして起用され、シュミットの時代がやってきたかと感じましたが、チームで試合に出られていないこともあってか、9月以来日本代表からも遠ざかっています。このあたり森保監督はゴールキーパーの選考基準が明確ですよね。
苦しい状態が続きましたが、12月28日に同じベルギー1分、ジュピラー・プロ・リーグのKAAヘントに移籍し、活躍中です。今後チームでも、そして日本代表でも活躍が期待されます。
1位:高丘陽平(150万ユーロ、約2億4300万円)
- 高丘陽平(Yohei Takaoka)
- 国籍:日本
- 誕生日:1996年3月16日
- 身長/体重:181cm/72kg
- 所属チーム:バンクーバー・ホワイトキャップス(横浜FC→サガン鳥栖→横浜Fマリノス→)
- 代表歴:-
1位はアメリカのMLS、バンクーバー・ホワイトキャップスで活躍する高丘陽平!!2024年現在日本人ゴールキーパーとして最高の市場価値を誇るGKと評価されているようです。
2022年に横浜Fマリノスを、リーグ最少失点で優勝に導くと、2023年はMLS(メジャーリーグサッカー)のバンクーバー・ホワイトキャップスに移籍!
開幕からスタメンで出場し、5月には442分間連続無失点というクラブ新記録を樹立!
リーグ戦ではウェスタンカンファレンスで6位とプレーオフ進出!カナディアンカップでも優勝し、移籍1年目にしてチームにタイトルをもたらしています!
そんな活躍を見せる高丘ですが、意外にも日本代表への選出はありません。横浜時代から是非日本代表で見てみたいGKだと思っています。
日本人ゴールキーパーの市場価値ランキング2024(1位~25位)
№ | 選手 | 市場価値 | 国籍 | チーム |
---|---|---|---|---|
1 | 高丘陽平 | 150万€ | 日本 | バンクーバー・ホワイトキャップス |
2 | シュミット・ダニエル | 120万€ | 日本 | DAAヘンク |
3 | 大迫敬介 | 120万€ | 日本 | サンフレッチェ広島 |
4 | 鈴木彩艶 | 100万€ | 日本 | シント=トロイデン |
5 | 小久保玲央ブライアン | 75万€ | 日本 | SLベンフィカ |
6 | 中村航輔 | 70万€ | 日本 | ポルティモネンセ |
7 | 朴一圭 | 65万€ | 日本 | サガン鳥栖 |
8 | 前川黛也 | 60万€ | 日本 | ヴィッセル神戸 |
9 | 小島亨介 | 55万€ | 日本 | アルビレックス新潟 |
9 | 村上昌謙 | 55万€ | 日本 | アビスパ福岡 |
11 | 上福元直人 | 45万€ | 日本 | 川崎フロンターレ |
11 | ポープ・ウィリアム | 45万€ | 日本 | 横浜Fマリノス |
13 | 権田修一 | 40万€ | 日本 | 清水エスパルス |
13 | 波多野豪 | 40万€ | 日本 | FC東京 |
13 | 谷晃生 | 40万€ | 日本 | FC町田ゼルビア |
13 | 若原智哉 | 40万€ | 日本 | 京都サンガ |
13 | 後藤 雅明 | 40万€ | 日本 | モンテディオ山形 |
13 | 野澤大志ブランドン | 40万€ | 日本 | FC東京 |
19 | 三浦龍輝 | 35万€ | 日本 | ジュビロ磐田 |
19 | 沖悠哉 | 35万€ | 日本 | 鹿島アントラーズ |
19 | 早川友基 | 35万€ | 日本 | 鹿島アントラーズ |
22 | 櫛引政敏 | 30万€ | 日本 | ザスパクサツ群馬 |
22 | 一森純 | 30万€ | 日本 | ガンバ大阪 |
22 | 山口瑠伊 | 30万€ | 日本 | FC町田ゼルビア |
22 | 福井光輝 | 30万€ | 日本 | FC町田ゼルビア |
2022年のランキングでは海外でプレーするゴールキーパーが3人だったのに対し、2024年のランキングでは5人に増えています。フィールドプレーヤー同様、今後も海外でプレーし、ゆくゆくは欧州4大リーグで活躍するゴールキーパーが出てきて欲しいものです。