キーパーグローブ

【nike】西川周作のキーパーグローブ 2022

2022年シーズン、浦和レッズで主将を務める、西川周作選手が使用するキーパーグローブについて調査しました。試合ごとのグローブの使い分け、前半後半でグローブを変えている?そんなこだわりについても掘り下げていきます!

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西川周作のプロフィール

  • 名前:西川周作(Shusaku Nishikawa)
  • 国籍:日本
  • 誕生日:1986年6月18日
  • 身長/体重:183cm/81kg
  • 所属チーム:浦和レッズ(大分トリニータ→サンフレッチェ広島→)
  • 代表歴:日本代表(2009~)

西川周作のキーパーグローブ

西川選手が使用するのは、ナイキのキーパーグローブです。

浦和レッズはJ1リーグより一足先に、2/12にFUJIFILM SUPER CUPで今シーズンをスタートしました!浦和の2-0の完勝で最高のシーズンのスタートを迎えることができたのではないでしょうか!

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西川選手は、ナイキ ヴェイパーグリップ3の最新モデルを試合で使っていました。日本のトップリーグの試合では、最新モデルを使用した一番最初に試合だったかも知れませんね!いつも通り、ストラップ部分には西川周作」と漢字で名前が入っていますね。

ナイキ ヴェイパーグリップ3 / Nike VaporGrip3

西川選手が使用するナイキ ヴェイパーグリップの2022年春夏モデルはこれです!グリップにはACCを使用。ACC(All Condition Control)とは、ナイキのキーパーグローブのグリップに使用されているテクノロジーで、雨天などの天候にグリップ力が左右されないのが特徴とのこと。ナイキのハイエンドモデルに搭載されています!

沖縄キャンプでは、昨シーズン主に使っていた、ブラックのナイキ ヴェイパーグリップというグローブを使用していました。また、FUJIFILEM SUPER CUP直前の写真を紹介した西川選手の昨日のインスタを見ると、朱色のヴェイパーグリップを着用していました。

最新モデルではないですが、以下のモデルの方が、西川選手が直前の練習で使用していたグローブにデザインは近いかもしれませんね。

西川選手はONE1-GKチャンネルで、ご自身のキーパーグローブへのこだわりを語っています。ポイントは以下のような感じです。

  • サイズは1サイズ大きめ。手を広げやすい方が良い。
  • 洗う時は風呂ににグローブをつけて入って洗う。昔はクリーナーを使用していたが、今は使わずぬるま湯のみで。
  • 中指と薬指は特に絞ってタイトに。キャッチングは主に親指、人差し指、小指でするイメージ。

トップレベルのプロ選手の言葉はとても参考になりますね。

もともとこのヴェイパーグリップというモデルは中指と薬指がフラットカット、そして人差し指と小指はロールフィンガーというカットで、グリップの作りが違います。これをさらに西川選手の使用するグローブな、中指と薬指のフィット感を高めるため、特注で絞っており、ネガティブカットのようになっていますね!

YouTubeのサムネイルからも、この2本指の作りの違いがわかりますよね!

マーキュリアルタッチとの併用は!?

西川選手は以前からこのヴェイパーグリップというキーパーグローブと、マーキュリアルタッチというキーパーグローブを併用していたりします。ご本人のブログ記事によると、

「どちらもフィット感は抜群!!僕はボールの質、天候状況、ピッチの状況で使い分けています!!」

https://lineblog.me/nishikawa_shusaku/archives/1493820.html

とのこと。グローブへのこだわりがすごいですよね。沖縄キャンプなどの画像では、マーキュリアルタッチを使用しているものは見つけられませんでしたが、シーズン中、グローブの使い分けにも注目したいですね!

ナイキ マーキュリアルタッチ / Nike Mercurial Touch(ハイエンドモデル)

前半と後半で異なるグローブを着用!?

前半には青いグローブ、後半には白いグローブを着用。その理由について掘り下げた記事があったので紹介します。なんでそんなことをしているのか?

https://news.line.me/issue/oa-urawaredsnews/59f415328036

結果としては、汗が理由のようです笑 夏はあれだけ激しい試合をしていると、汗を書いてグローブがびっしょりになってしまうので、キャッチングなどに影響が出てしまう。

そこで、アップのとき、試合の前半、試合の後半でグローブを変えているとのことです!ですので、逆に冬場はアップから含めて1着のグローブしか使わないとのこと。こういったところにも細かいこだわりがあるのですね。

西川選手が今シーズン達成する可能性のある記録

西川選手といえど、正GKの座は安泰とはいえません。サンフレッチェ広島、浦和レッズ時代と10年以上にわたって、リーグ戦ではほぼ全ての試合に出場してきた西川選手ですが、2021年シーズンは、一時期スタメンを若手GKの鈴木彩艶選手に譲っています。

すぐにその座を取り戻し、最終的には天皇杯のタイトル奪取にも貢献したのはさすがです。しかし、今シーズンは再び激しい正GK争いが繰り広げられることでしょう。

そんな中、今シーズン西川選手が達成しそうな記録が2つ。

最多無失点記録(クリーンシート数)

今シーズン西川選手が8試合のクリーンシートを記録すれば、J1通算単独トップになります。2021年シーズンの無失点試合数は14試合なので、十分に達成が期待できます。

J1通算無失点試合ランキング

  • 1位 曽ケ端準(引退)169試合
  • 2位 楢崎正剛(引退)163試合
  • 3位 西川周作(浦和)162試合
  • 4位 川口能活(引退)101試合
  • 4位 林 卓人(広島)101試合
  • 4位 東口順昭(G大阪)101試合

GKとして歴代2位の出場試合数

今シーズン西川選手が12試合以上出場すれば、J1通算出場試合数が534試合となり、GKとして歴代2位、全選手の中でも歴代5位に浮上します。GKではその上の楢崎選手の壁は大きいですね。。あと100試合以上ある。あと4シーズン、今の水準でプレーを続けることで見えてくる記録です!

J1通算出場数ランキング

  • 1位 MF遠藤保仁(磐田)641試合
  • 2位 GK楢崎正剛(引退)631試合
  • 3位 DF中澤佑二(引退)593試合
  • 4位 MF阿部勇樹(引退)590試合
  • 5位 GK曽ケ端準(引退)533試合
  • 6位 MF小笠原満男(引退)525試合
  • 7位 GK西川周作(浦和)522試合
  • 8位 MF伊東輝悦(沼津)517試合
  • 9位 DF山田暢久(浦和)501試合
  • 10位 MF明神智和(長野)497試合

浦和の新GKコーチ、ミレッコーチの影響は?

今シーズンの浦和レッズの大きなトピックスとして、ジョアン・ミレッGKコーチの就任があります。ミレッコーチは、2013年頃から日本でGKの指導にあたっていて、FC東京や筑波大学などでのコーチ歴があります。

今シーズンは、ミレッコーチと共に、昨シーズンで現役を引退した塩田さんが新たにGKコーチとして就任。西川、鈴木の選手達がこのミレッコーチから刺激を受けているのはもちろんですが、その指導方法について、新人GKコーチの塩田コーチがしっかりと吸収し、長期的に浦和の財産にしていこうという浦和レッズの戦略です。

チームとして、とても戦略的で素晴らしいGKへの投資だと思います。最近のJリーグのチームは安易に外国人GKの獲得によるチーム力アップを図るだけのチームが多いと感じるので、浦和のように日本人GKを大切してくれるクラブにはとても好感が持てますよね。

ミレッといえばこの本の著者でもありますね。GKの考え方を理論的に説明していて、考え方の基本が整理されたとても良い本だと思います。

沖縄キャンプのSNSでもミレッコーチのトレーニングの様子を発信してくださっていました。見るだけでエグい。。西川選手も最後ヘロヘロになっていて、こんな姿はなかなか見られませんよね。

最後に

一足早い、開幕を迎える浦和レッズの西川選手のキーパーグローブを紹介しました。ナイキのヴェイパーグリップというグローブでしたよね。

また、西川選手のグローブへのこだわりについても紹介しました。前半後半でグローブを変えたり、コンディションによって複数のグローブを使い分けていることもあるようですよね。

ミレッコーチの指導や若手GKの鈴木選手との正GKを通じて、今シーズンも最高のパフォーマンスを見せてくれるのが楽しみですね。

ナイキ ヴェイパーグリップ3 / Nike VaporGrip3

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