Jリーグディビジョン1に所属する、日本でもトップクラスのGK達が使用するキーパーグローブメーカーを調査してみました。2021年シーズンの8月時点で、J1リーグ全20チームで一番試合に出ているGKを対象としてグローブのメーカーを紹介します。
なお、最新の日本のGKが使用するキーパーグローブはこちらの記事を参照してください!
紹介しているゴールキーパーはこちらです。
本記事は後編です。前編は以下の記事をご覧ください!
村上 昌謙のキーパーグローブ
- チーム#背番号:アビスパ福岡#31
- 名前:村上 昌謙選手
- 使用するキーパーグローブ: GAViC
J2から昇格のアビスパ福岡はここまでJ1で10位と、大健闘といってよい活躍を見せていますね。GKとしては昨年ゴールを守っていたセランテスが抜けて、特に補強もなかったのでGKはどうなるのかと思っていましたが、今シーズンは村上が安定したパフォーマンスでゴールを守っています。
村上が使用するのがGAViCのキーパーグローブです。「GAViC」の「GAIN VICTORY(勝利をつかめ)」の頭文字をとった造語だそうです。かっこいいですよね。
GAViC マトゥー巻吸二十(カンキュウ)
東口 順昭のキーパーグローブ
- チーム#背番号:ガンバ大阪#1
- 名前:東口 順昭選手
- 使用するキーパーグローブ: puma
東口選手は、今シーズンも絶対的守護神としてJリーグは全試合に出場しています。日本トップクラスのセービング能力に加え、最近はビルドアップの能力も増してきている印象です。
そんな東口選手が使用するのはpumaのキーパーグローブ。ネーム入りのグローブは最近は多いですが、漢字というのがかっこいいですよね。
PUMA ウルトラグリップ (エントリモデル)
キム・ジンヒョンのキーパーグローブ
- チーム#背番号:セレッソ大阪#21
- 名前:キム・ジンヒョン選手
- 使用するキーパーグローブ: puma
キム・ジンヒョン選手は、セレッソ大阪のゴールを10年以上にわたって正GKとして守り続けるキーパーです。韓国代表にも選出されている実力のあるGK。そんなキム・ジンヒョン選手が使用するグローブはpumaのFUTURE GRIPというグローブです。
PUMA フューチャーグリップ
権田 修一のキーパーグローブ
日本代表GK権田修一。今、カタールW杯の正GKに一番近い存在でしょうか。ポルティモネンセSCでの2回目の海外挑戦を終え、昨シーズン途中より清水エスパルスにジョインし、守備に安定をもたらしています。
権田選手は2019年からuhlsportのキーパーグローブを使用しています。よくスポーツ用品店のキーパーグローブコーナーの表紙を飾っていますね。それまではadidasを使用していましたね。
uhlsport ピュアフォース
キム・スンギュのキーパーグローブ
- チーム#背番号:柏レイソル#17
- 名前:キム・スンギュ選手
- 使用するキーパーグローブ: adidas
神スンギュことキム・スンギュ選手。昨シーズンは中村航輔と正GKを争っていましたが、今シーズンより中村がポルティモネンセに移籍したこともあり、完全に正GKとして君臨。adidasのプレデターを使用しています。
adidas プレデター
上福元 直人のキーパーグローブ
- チーム#背番号:徳島ヴォルティス#21
- 名前:上福元 直人選手
- 使用するキーパーグローブ: uhlsport
徳島のJ1昇格の立役者といっていい上福元選手。長谷川選手と切磋琢磨しながら8シーズンぶりのJ1昇格の原動力となりました。ビルドアップ能力が魅力です。上福元選手が使用するのはuhlsportのピュアアライアンスというグローブです。シンプルでかっこいいよね。
uhlsport ピュアアライアンス
谷 晃生のキーパーグローブ
- チーム#背番号:湘南ベルマーレ#1
- 名前:谷 晃生選手
- 使用するキーパーグローブ: nike
東京五輪では全6試合にスタメン出場し、今年一番話題になったGKですね。ガンバ大阪時代は東口の牙城を崩すことができず、出場機会を求めてベルマーレに移籍したことが大きな転機となりました。nikeのキーパーグローブが東京五輪の舞台で輝いていましたね。
YouTubeのONE1GKチャンネルでも、ご自身のnikeのキーパーグローブについて語っています。
海外のサイトで購入可能です。
Nike ヴェイパーグリップ 3
ヤクブ・スウォビィクのキーパーグローブ
- チーム#背番号:ベガルタ仙台#27
- 名前:ヤクブ・スウォビィク 選手
- 使用するキーパーグローブ: TUTO
ポーランド代表での出場経験もあるポーランド人GKで、ベガルタ仙台には2019年から加入しています。当時ベガルタ仙台には日本代表GK、シュミット・ダニエルが正GKとして君臨していましたが、シュミットが、シント=トロイデンVVに移籍するタイミングでスウォビィクを獲得しています。
スウォビィクが昨シーズンから利用するのは、TUTOというブランドのSecutor Eliteというキーパーグローブ。ロンドンの会社らしく、プレミアシップの選手を中心に契約しているようです。
TUTO Securor Elite
ちなみに、来日したてのころは、これまた日本では馴染みのないグローブを利用していました。
4keepersというたぶんこれはポーランドのキーパーグローブのブランドだと思います。ついつい気になったので紹介です。
ポープ・ウィリアムのキーパーグローブ
- チーム#背番号:大分トリニータ#22
- 名前:ポープ・ウィリアム選手
- 使用するキーパーグローブ: puma
ポープ・ウィリアム選手はプロ入り9年目で今シーズンJ1デビュー。昨年ファジアーノ岡山でシーズンを通して活躍したことが大きな転機となりました。やはりコンスタントに出場できるチームに移籍することは、GKとしてとても大事だと感じます。
ポープ・ウィリアム選手はpumaのグローブを使用。
PUMA フューチャーグリップ
六反勇治のキーパーグローブ
- 名前チーム#背番号:横浜FC#44
- 名前:六反勇治選手
- 使用するキーパーグローブ:uhlsport
最後は横浜FCの六反選手。昨シーズンから横浜FCにジョインし、南雄太選手と激しく正GKを争いながらなんとかチームを降格圏外に押し上げる活躍。まぁ2020年は降格はなかったんだけども。南が移籍したものの、横浜FCはブローダーセンを獲得。負けずに頑張って欲しい。六反選手もuhlsportのピュアアライアンスですね。
uhlsport ピュアアライアンス
さいごに
J1全20チームの正GKが使用するグローブを紹介してきました。なかなか見慣れないグローブメーカーもあり面白かったです。ちょっと前まではadidasの1強だった印象がありますが、最近は老舗のuhlsportが巻き返してきている印象ですね。また定期的に調査していきたいと思います!