執着しないこと。それが谷晃生の強みだと感じました。
https://number.bunshun.jp/articles/-/849595
謙虚な20歳GK谷晃生が明かす、“五輪→A代表への率直な思い”「ちょっと分かりづらくて申し訳ないんですけど…」
東京五輪での活躍が認められ、8月26日に発表されたA代表に初選出されました。
東京五輪でヒーローとして扱われ、続いてA代表にも選出。本人は五輪の活躍からA代表へ選出され、周囲の期待が爆上がりする中で、それをまるで第三者のように客観的に捉えているような印象を受けました。
谷晃生自身も、チームや代表でずっとレギュラーで出られていたわけではないです。2020年に湘南に移籍してチームでレギュラーの座をつかみ、五輪代表でも最後の最後までレギュラーは大迫のものだったのを、本番では谷が出場。
自分がやっていることに自信がなかったり、承認欲求が強かったりする人は、突然大きなものを手にいれるとそれに執着してしまいますよね。執着というのは「一つのことに心をとらわれて、そこから離れられないこと」。
谷の場合だと、一度つかんだチームでの「レギュラーの座」、「周囲の評価」、これらに執着してしまってもおかしくない。何かに執着してしまうと、本当に苦しくなってしまう。学生でも社会人でも経験のある人もいますよね?友達や恋人、社会での評価、最近ではSNSのいいねとかもかな。その結果自分の本来のパフォーマンスが出せなくなってしまうし、何より楽しくなくなってしまいます。
「五輪が終わってどこが成長したかとよく聞かれるんですけど、五輪を経験したから、A代表に選ばれたから、自分が急に変わることも急に成長することもないと思っています。」
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あーこの人は五輪での評価にも、A代表の座というのにも全く執着していないんだなと思いました。
それが執着しないために谷晃生がやっていることなのかな。意識的になのか、無意識なのか。そういう行動ができるところが谷晃生の強みなんじゃないかと思っています。20歳の選手からもたくさん学ぶことがありますね。
さてインターナショナルウィークが始まっていますが、日本代表もカタールW杯予選を戦います。予定はこんな感じ。
- 9/2 オマーン代表@吹田
- 9/7 中国代表@ドーハ