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ゴールキーパー - 2006.06.18

  ※本コラムは昔運営していた川口能活ファンサイト(深海)で掲載していたコラムを再掲したものです。一部内容が古い可能性がありますがご了承ください。  

チームで一番大切なのはゴールキーパー。 ゴールキーパーの魅力ってなんだろう、って。やっぱりゴールをDFと一緒に守りきったときって、達成感があるし、チームで唯一手を使えたりユニフォームが違ったりとかで、特別感があるし、シュートを止めるだけじゃないくて、全体を見渡せるから、チームの悪いところを修正したりとか、DFを統率したりだとか、一つのビッグセーブで試合の流れを変えたりできるだとかすごい奥が深くて面白いポジションだって思う。ミスが許されなくて、万が一ミスをしてしまえば、それが即敗戦につながるっていう理不尽さもあるけど、それはそれだけチームに対する影響力が大きいっていうこと。だからやりがいがあるし、個人的には一番大切なポジションだって思ってる。

クロアチア戦、川口は無失点に抑えることができた。二つのビッグセーブのおまけもついてきた。でも勝てなかった。逆境に強いとか、日本の守護神とか、神が降りたとか、絶賛されても、明日のスポ新の一面やテレビのハイライトを独占したとしても、結果としては、勝てなかった。ワールドカップで勝つために、ずっと頑張ってきたから、8年ぶりの世界が注目する大舞台で。前回大会、全てが初めてっていう、いっぱいいっぱいの状況の中、やりたいことがなんにもできなくて3戦全敗。その悔しさをとうとう晴らせるときが来たと思ってたのに。そのための準備は完璧にしてきたと思ったのに。

あのギリギリの状況でPKを止めても流れは変わらなかった。前の試合でクロスボールに対する処理でミスをして失点をしたGKが、恐れることなく、相変わらず積極的にクロスボールの処理をしっかりしてたんだよ。でも、その勇気がチーム全体に伝染することもなかったし。ゴールキーパーって無力なのかな、って思ってしまったよ。誰を責めたいとかではないけど、ただただ勝てなかったことが悔しくて。1試合でも多く、ワールドカップで川口が勝って喜ぶ姿が見たくて。ただそれだけなのに。

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