2003年ヨーロッパ遠征観戦記(もちろんテレビで)- 2003.10.11

2003年ヨーロッパ遠征観戦記(もちろんテレビで)- 2003.10.11
  ※本コラムは昔運営していた川口能活ファンサイト(深海)で掲載していたコラムを再掲したものです。一部内容が古い可能性がありますがご了承ください。  

2003.10.8 vs Tunisia

気合を入れて4:15起き。
なんだかメンバーを見た瞬間に激しい眠気と失望感に襲われ、二度寝を決意。

ヨーロッパ組の視察が目的じゃなかったのかよ>ジーコ

2003.10.11 vs Romania

今度こそ正真正銘動いてる川口を見ることができたー。実に半年ぶり?試合を振り返ると。。。避けては通れない話題。前半16分の失点。あれは微妙だった。緩いシュートが川口の左脇を抜けたあのシーン。テレビの角度からじゃわかんなかったけど、ポジション少しファーににずれてたのかな?そしてちょっと体重がファーにかかってたように見えたのは、相手のインパクトの瞬間がよく見えなくて、ファーにくるように見えたんじゃないかな。なんか98年のクロアチア戦の2失点思いだすねぇ。「あの失点は川口のミスか?」って聞かれたらミスかも知れないけど、ムトゥのシュートのタイミング、けっこうすごいぜ。振り足早っ!みたいな。足で止めれば簡単に止められたんじゃないか?っていう意見もあるけど、あのシュートを足で止めるキーパーはイマイチ好きじゃない。キーパーはシュートをはじいたらすぐに次のプレーにうつらないといけない。足で止めるってことは当然しりもちをつくってことで、しりもちをついちゃうと、次への動きがセービングしたときに比べて格段に遅れるから、次のシュートへ反応できない。だからやっぱりあのシュートは手で止めにいかなきゃいけないのは確かだったんだけど、まぁ決められてしまったのは残念だね。

前半の川口が映ったシーンといえば、いっこ右からの緩いロビングのクロスをキャッチしたくらいかな?あと、29分に左からのクロスがシュートっぽくなった(あれは狙ったのかな?)のを右手一本で余裕を持ってはじき出したのもあったっけ。2000年のチャンピオンシップで中田浩ニに決められたのの逆サイドバージョンみたいな。まぁあの程度なら誰でも処理できると思うじゃん?まぁ誰でもできるんだけど、あのとき川口はああいう風にシュートっぽいのがきてもギリギリ届く範囲で、最大限にクロスに飛び出せるように前にポジションを取っていたんだ。キーパーがクロスに対応できるポジションを取ってたらクロスボールってあげにくいよね。要は、ゴール前にへばりついてて、その結果簡単にあのボールをはじき出せた、っていうのとは違うってことをいいたいんだけど。

さて、後半は川口の良さをけっこうアピールできたんじゃないかな?裏へのクロスをヘディングでクリアしたりとか、ペナルティエリアにこぼれたボールは全部拾ってたし。ムトゥのシュートを何本か正面でキャッチしたり(とかルーマニアってムトゥしか怖くなくね?)、後半の最後には、至近距離からのシュートを辛うじて正面ではじいたのもあったし。(稲本のクリアのこぼれみたいなやつ)あ、FKを直接キャッチして、相手を踏みつけながらもボールを落とさなかったのも良かった。あと、地味だけど、ちょっと感動したのが、後半25分(くらい)に三都主がペナ内でボールを取られて(ジーコぶちきれ。この試合ここからジーコの表情が鬼になったね)、パンクとかいう人が至近距離からシュート打ったやつ。シュートは川口から見て左上に外れたんだけど、それに対する川口の反応はやばかった。セービングの距離もやばかった。枠のエリアは完璧にカバーしてた。あれが前に川口がいってた、「イングランドのGKは動きが早いわけじゃないけど、反応が早いからシュートを止められる」っていうのを吸収した結果かな。意識を変えたりとか、構え方とかで反応速度って大きく変わってくるものだから。

試合中気づいたかも知れないけど、試合中の川口の声は絶え間ない。スタジアムが小さくて観客が少なかった分選手の声がよく聞こえたと思うんだけど、一番うるさかったのが川口のコーチング。あれはDFとしてはぶっちゃけけっこういちいち分かってることを口うるさいらしーんだけど、ときどきDFの集中がキレてきたころには神の声になってるらしい。指示の内容まではうまく聞こえないんだけど、どんなこと指示してるのか聞きたいよね。今日の試合で一回話題になったのは、「ヤマ、はっきりしろーー!!」っていう声。マークの確認をしっかりっていう意味だったらしいけど。たぶん山田はカチンときてたんだろうーな(笑)でもこの声が大切だと思うんだよね。人間は1時間以上連続で集中力って持たないらしいから。90分間の試合では必ず集中力が切れる瞬間がある。でもチームには11人の選手がいるんだから、一人が切れたら他の選手が声でカバーしてあげることができるんだよね。その役目を多く担っているのが、高校時代の恩師曰く、人並みはずれた集中力を持つ川口。今日のDFラインには川口とやったことある人が少なかったっていうのもちょっとあって、何回か集中切れたシーンあったかもだけど、もう一人のやけに静かなキーパーがやってるときよりはそういうシーン少ないんじゃないかな?これはチュニジア戦とか見てないからよくわからんけど。デンマークリーグでもチームのそういう存在になって、悪い雰囲気のチームを活性化できたらいいなって思います。

今日ちょっと好きになったのが、清水秀彦元ベガルタ監督。試合を通して川口の持ち味が発揮できていたっていってた。マジ同意見。失点のときにも「シュートの瞬間が見えなかったかも知れないですねー」、みたいにフォローしてくれたし。そーいえば、清水監督は川口がマリノスに入団したころの監督だったな!

さて、これが俺的意見だが・・・文句があればどーぞって感じ。

PS それにしても柳沢のシュートも良かったけど、中田のパスはやばかったね☆あとルーマニアのキーパー(ロボントらしい)も。アヤックスのキーパーらしいね。