オリンピックも終わり、中断していたJリーグも再開しました。Jリーグは、欧州のサッカーとシーズンの開始がずれていて、Jリーグはリーグ戦の中盤ですが、欧州サッカーリーグは移籍市場の真っただ中。なので、時期はずれにこの時期に補強をするJリーグのチームがあります。
今シーズン再開を突っ走っている横浜FCもその1つ。中断期間にドイツ人GKのブローダーセン選手を獲得しています。ブローダーセン選手はどのようなGKなのか、調べてみたいと思います!
ブロダーセン-プロフィール
- 名前:スベンド・ブローダーセン(Svend Brodersen)
- チーム:横浜FC
- 出身地:ドイツ
- 誕生日:1997年3月22日(24歳)
- 188cm 89kg
ドイツ2部FCザンクト・パウリでは控えGKの扱いでした。出場機会を求めブローダーセン選手と、今シーズン失点も多く(23試合で51失点。リーグダントツ最多)、J2降格が見えているチームの立て直しという方向性が合致したのでしょうか。控えGKとはいえ、キーパーの選手層の厚いドイツですから実力はあなどれません。
以下は横浜入団時のコメント。
「私の子供時代は、任天堂、ゴジラ、サムライ、ワイルドスピードXTOKYODRIFTなどを通じて日本の文化に多大な影響を受けていました。それ以来、いつか日本に来ることが私の夢になったのですが、今その夢は現実となりました。
この素晴らしい機会を与えてくれた横浜FCにとても感謝しています。
私はピッチでの仕事や日本社会の一員となるためのすべての行為に全力を尽くします。
私の新しく美しい家となるこのクラブで、すべてのサポーターの皆さま、日本の皆さまと知り合えることにとても興奮しています。」
横浜FC公式HP(https://www.yokohamafc.com/2021/07/05/svend_brodersen/)
8月8日の名古屋戦で早速デビュー
オリンピック明けのJリーグ最下位の名古屋戦で早速デビューを飾っています。リーグ6位つける好調名古屋に見事2-0で完封勝利。好セーブも見せています。
ブローダーセンはどんな人物?
もともと日本の文化に興味があったとコメントしていますね。ポケモンや遊戯王、上記の横浜FCのコメントでもいくつか日本映画の名前が出てきています。日本の文化を気に入っていることも移籍を決意した1つの要因になっているのでしょう。
また、前所属チームのザンクト・パウリでは宮市亮選手と同僚で、「宮市から日本についていろいろ聞いていたので興味が湧いた」とのこと。宮市もこのタイミングで横浜Fマリノスへ移籍が決まっているのでJリーグ、しかも横浜ダービーでの対決もあるかもしれません。
https://news.yahoo.co.jp/articles/10d440dd425912f0948e62a2b05e3aabb5adac19
先日の東京オリンピックではU24ドイツ代表として参戦ドイツは予選D組で3試合戦い、決勝トーナメントには進めませんでしたが、3試合とも今シーズンからシュツットガルトに移籍したフロリアン・ミュラー選手が出場し、ブローダーセン選手の出場はありませんでした。
さいごに
横浜FCにとって力のあるGKの獲得はGOOD NEWS!ですが、チームのおかれている状況は決して良くありません。残り15試合で降格圏外まで勝ち点9差。この15試合で結果を残してチームをJ1残留に導くことができるのか期待して注目していきましょう。