東京オリンピックが開催された今年。日本は新たなGKのヒーローの誕生に沸きました。谷晃生。オリンピックで信頼を勝ち取った谷は、日本代表にも選出され、今後の日本代表を背負っていくGKになることが期待されています。
谷晃生がnikeのキーパーグローブを使用していることは以下の記事で紹介しました。その後、Jリーグでも別メーカーのキーパーグローブに変更があったということで、調査しました。
谷晃生の出身高校は?
谷選手の出身高校は追手門学院高等学校です。
数多くのサッカー選手を輩出している高校ですが、サッカー部が有名というわけではありません。
ガンバ大阪とのパートナーシップ協定の締結しており、その一環で、ガンバ大阪ユースの選手の受入を実施しています。
谷選手も追手門学院高等学校に通いながら、ガンバ大阪ユースでGKとしてステップアップしてきました。他にも、井手口陽介や転校していますが堂安律も追手門学院高等学校出身です。
谷晃生のトップチームデビューはいつ?
2018年5月9日のルヴァンカップでデビューしました。(ガンバ大阪3-2サンフレッチェ広島)
https://www.city.suita.osaka.jp/home/soshiki/div-toshimiryoku/bunspo/_89079/_90708.html
前半は0-2でサンフレッチェにリードを許しますが、後半ガンバが3点取り、逆転しています。初々しさが残る谷ですが、もデビューの硬さがあったのか、今と比べると足の動きが圧倒的に小さく見えますね!
ガンバ大阪でのトップチーム出場はこの1試合のみ。
Jリーグでの出場記録はありません。
ガンバ大阪には東口順昭という2014年からガンバ大阪のゴールを守り続ける絶対的守護神がおり、その牙城を崩すことは困難でした。
ちなみに東口も谷もガンバ大阪のジュニアユース出身。
東口はジュニアユースからユースへの昇格がかなわず、高校、大学と進学した後、Jリーグ入りを果たしています。
なんでベルマーレ平塚に移籍したの?
自分のことを誰も知らない世界に飛び込み、純粋にプレーで認めさせていく経験を得るためです。
2020年2月1日にガンバ大阪から湘南ベルマーレへレンタル移籍を決意。
そのきっかけとなったのが、2019年のケガ。
同世代のGKが、世代別の代表に選出されていたり、Jリーグのトップチームで活躍しているのを見て、自分を更に成長させるにはどうしたらよいのか自問自答したといいます。
その結論として出てきたのが、自身が育ってきたガンバ大阪ではなく、自分が何者でもない別の環境で自分のプレーを認めさせる経験を積むこと。
(参考リンク)https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/football/jfootball/2021/11/03/gk_2/
これはサッカー選手に限らずだと思います。
慣れ親しんだ会社やコミュニティの中である程度の地位を確立し、片目をつぶっていても、それなりに自身の役割を果たせるような感じがしていたら。あるいは、慣れ親しんだ環境で、自身の成長が鈍化しているのを感じる、そういう感覚を得ているのであれば、自分が何者でもない他の環境に飛び込んで見るという決断もあるのかもしれません。
20歳の青年から学ぶことは大きいです。
東京五輪での活躍、そして日本代表選出!デビューはいつになるのか?
谷晃生の東京オリンピックでの活躍は記憶に新しいですよね。まずはオリンピックでの戦績を振り返ってみましょう。
7/22(木)20:00 | 予選リーグ | U-24日本 1-0 U-24南アフリカ | 東京スタジアム |
7/25(日)20:00 | 予選リーグ | U-24日本 2-1 U-24メキシコ | 埼玉スタジアム2002 |
7/28(水)20:30 | 予選リーグ | U-24フランス 0-4 U-24日本 | 横浜国際総合競技場 |
7/31(土)18:00 | 準々決勝 | U-24日本 0(PK:4-2)0 U-24ニュージーランド | 茨城カシマスタジアム |
8/3(火)20:00 | 準決勝 | U-24日本 0-1 U-24スペイン | 埼玉スタジアム2002 |
8/6(金)18:00 | 3位決定戦 | U-24メキシコ 3-1 U-24日本 | 埼玉スタジアム2002 |
惜しくもメダルを逃したあとに、泣きじゃくる谷をGKのチームが励ます姿は見ててとても心を打たれました。
オリンピックでの活躍が認められ、2021年8月には、ワールドカップ予選に向けた日本代表に初選出されました。しかしながら、現在のところ出場機会はありません。ワールドカップ予選は、アクシデントがない限りはこのまま権田修一が出場し続ける可能性が高いです。
カタールワールドカップの本番は一年後、2022年11月です。ワールドカップ出場を決めたあとの親善試合で、谷のデビューの可能性はありますが、あくまで単発で、本格的に正GKの座につくのは、カタールワールドカップ終了後ではないでしょうか。
谷晃生のキーパーグローブ
東京オリンピックではnikeのVaperGripを使用していました。カラーはブラック/無煙炭/ホワイト。画像だとよく見ないとないとわかりづらいですが、幾何学模様が施されていてちょっとかっこいいモデルです。
しかし、最近のJリーグではプーマのFuture Z Gripを使用しています。ナイキからプーマに契約変更した可能性が高いです。谷晃生のファンは、ぜひお揃いのグローブを購入してみてください!
amazonでは安価なモデルも購入可能です!
最後に
現在湘南ベルマーレは降格争いの真っただ中。
降格争いは最終節まで持ち越されています。
チームを勝たせることができるゴールキーパーこそ最高のGK。だとすると、この降格争いからチームを救ってこそ、湘南ベルマーレが谷晃生をレンタルで獲得した意義があったといえますよね。
残り1試合。谷晃生の活躍に期待。目が離せません。