浦和レッズのゴールキーパー西川周作選手が使用するキーパーグローブはナイキのグリップというキーパーグローブです。
この記事でわかること
- 西川周作のキーパーグローブとその購入方法
- 西川周作とはどんな選手なのか?
西川周作のプロフィール
- 名前:西川周作(Shusaku Nishikawa)
- 国籍:日本
- 誕生日:1986年6月18日
- 身長/体重:183cm/81kg
- 所属チーム:浦和レッズ(大分トリニータ→サンフレッチェ広島→)
- 代表歴:日本代表(2009~)
西川周作のキーパーグローブ
西川選手が使用するのは、ナイキのグリップというコレクションのキーパーグローブ。ストラップ部分には「西川周作」と漢字で名前が入っていますね。こういうの憧れますよね。
Nike Grip3/ ナイキ グリップ3
ナイキのグリップ3というキーパーグローブの2024年の春夏モデル。
グリップにはACCを使用。ACC(All Condition Control)とは、ナイキのキーパーグローブのグリップに使用されているテクノロジーで、雨天などの天候にグリップ力が左右されないのが特徴とのこと。ナイキのハイエンドモデルに搭載されています!
楽天やnikeの公式サイトで購入可能です。
リンクを貼っているのはミドルレンジモデルで、ACCではなく通常のラテックスのパームのモデルになります!
Nike Match / ナイキ マッチ
ピンクのカラーのモデルも着用しているようです。
パームもブラックでかっこいいですね。ナイキのエントリモデルのナイキ マッチで西川選手のグローブと同じデザインのグローブが販売されています。3000円程度で安価に購入できるので、是非探してみてください!
西川選手が過去に使用していたモデル
西川選手は長らくナイキのキーパーグローブを愛用しています。2022年のシーズン前のキャンプの頃のInstagramの写真でもナイキのヴェイパーグリップ3というグローブを使用していますね。
Nike VaporGrip3 / ナイキ ヴェイパーグリップ3
西川選手はONE1-GKチャンネルで、ご自身のキーパーグローブへのこだわりを語っています。ポイントは以下のような感じです。
- サイズは1サイズ大きめ。手を広げやすい方が良い。
- 洗う時は風呂ににグローブをつけて入って洗う。昔はクリーナーを使用していたが、今は使わずぬるま湯のみで。
- 中指と薬指は特に絞ってタイトに。キャッチングは主に親指、人差し指、小指でするイメージ。
トップレベルのプロ選手の言葉はとても参考になりますね。
もともとこのヴェイパーグリップというモデルは中指と薬指がフラットカット、そして人差し指と小指はロールフィンガーというカットで、グリップの作りが違います。これをさらに西川選手の使用するグローブな、中指と薬指のフィット感を高めるため、特注で絞っており、ネガティブカットのようになっていますね!
YouTubeのサムネイルからも、この2本指の作りの違いがわかりますよね!
マーキュリアルタッチとの併用は!?
西川選手は以前からこのヴェイパーグリップというキーパーグローブと、マーキュリアルタッチというキーパーグローブを併用していたりします。ご本人のブログ記事によると、
「どちらもフィット感は抜群!!僕はボールの質、天候状況、ピッチの状況で使い分けています!!」
https://lineblog.me/nishikawa_shusaku/archives/1493820.html(現在は閉鎖済)
とのこと。グローブへのこだわりがすごいですよね。
現在はマーキュリアルタッチというグローブは販売していません。ナイキは西川選手が使用しているグリップと、ダイナミックフィットというコレクションを展開していますので、この2つのグローブの併用は今後ありうるかも知れません。
Nike Dynamic Fit / ナイキ ダイナミックフィット(ミドルレンジモデル)
前半と後半で異なるグローブを着用!?
前半には青いグローブ、後半には白いグローブを着用。その理由について掘り下げた記事があったので紹介します。なんでそんなことをしているのか?
結果としては、汗が理由のようです。夏はあれだけ激しい試合をしていると、汗を書いてグローブがびっしょりになってしまうので、キャッチングなどに影響が出てしまう。
そこで、アップのとき、試合の前半、試合の後半でグローブを変えているとのことです!ですので、逆に冬場はアップから含めて1着のグローブしか使わないとのこと。こういったところにも細かいこだわりがあるのですね。
キーパーグローブを複数持つというのは金銭的にも厳しい場合もあるかもしれませんが、夏場の汗によってキャッチがしにくくなるというのは、多くのGKも経験しているのではないかと思いますので、参考になりますね。
西川周作とJリーグでの数々の記録
大分トリニータ、サンフレッチェ広島、浦和レッズと所属した全てのチームで正GKとして活躍し、2009年以降はほぼ全試合に出場し続ける西川選手はJリーグで最も結果を残してきている選手の一人です。その記録を見てみましょう。
J1リーグ通算出場試合数歴代3位!
J1リーグの通算出場試合数は現在歴代3位!1位、2位の遠藤選手、楢崎選手は既に引退しており、今後3シーズン現役としてトップレベルをキープすれば、1位も狙えます!
600試合という数字ですが、これは驚異的な数字です。J1の1シーズンの試合が大体34試合なので、20年間にわたり、ほぼ全てのシーズンでほぼフル出場しなければ到達できない数字です。
- 1位 遠藤保仁(引退) 672試合
- 2位 楢﨑正剛(引退) 631試合
- 3位 西川周作(浦和) 610試合
- 4位 中澤佑二(引退) 593試合
- 5位 阿部勇樹(引退) 590試合
- 6位 曽ヶ端準(引退) 533試合
- 7位 小笠原満男(引退) 525試合
- 8位 興梠慎三(浦和) 524試合
- 9位 伊東輝悦(沼津) 517試合
- 10位 山田暢久(引退) 501試合
※2024年7月13日現在
J1リーグクリーンシート数歴代1位!
J1リーグで最も多くのクリーンシートを記録しているのは、西川選手です!
- 1位:西川周作( 浦和)170試合
- 2位:曽ヶ端準(引退)169試合
- 3位:楢崎正剛(引退)163試合
- 4位:林卓人( 引退)102試合
- 4位:東口順昭(G大阪)102試合
- 6位:川口能活(引退)101試合
※2022年7月10日西川選手が新記録の170試合完封を達成した時点
2022年に、西川周作選手が、それまで曽ヶ端選手が持っていた最多クリーンシート記録を塗り替えました!
2022年7月10日、J1リーグ2022・21節の 浦和vsFC東京で、 浦和が3-0で勝利。西川選手はフル出場し、FC東京を完封したことで、新記録を達成しました!
Jリーグベストイレブン歴代最多タイ
西川選手は歴代最多の6度のJリーグベスト11に輝いています。2012年、2013年、2014年、2015年、2016年、2023年の6回。
これは元名古屋グランパスのレジェンド、楢崎正剛選手と並ぶ記録になります。まだ現役選手である西川選手があと1回ベストイレブンを獲得し、歴代単独トップになるのか、注目したいところです。
ゴールキーパーの他の記録はこちらの記事も合わせてチェックしてみてください!
浦和のGKコーチ、ミレッコーチの影響は?
2013年シーズンにはチームをACL優勝に導き、個人としても7年ぶりのベストイレブンに選出されました。
その陰には2022年より浦和のGKコーチとして指導する、ジョアン・ミレッGKコーチの存在があります。ミレッコーチは、2013年頃から日本でGKの指導にあたっていて、FC東京や筑波大学などでもコーチ歴があります。
ミレッコーチと共に、2021年シーズンで現役を引退した塩田さんが新たにGKコーチと指導。西川選手ら浦和の選手達がこのミレッコーチから刺激を受けているのはもちろんですが、その指導方法について、新人GKコーチの塩田コーチがしっかりと吸収し、長期的に浦和の財産にしていこうという浦和レッズの戦略。
チームとして、とても戦略的で素晴らしいGKへの投資だと思います。最近のJリーグのチームは安易に外国人GKの獲得によるチーム力アップを図るだけのチームが多いと感じるので、浦和のように日本人GKを大切してくれるクラブにはとても好感が持てますよね。
ミレッといえばこの本の著者でもありますね。GKの考え方を理論的に説明していて、考え方の基本が整理されたとても良い本だと思います。
沖縄キャンプのSNSでもミレッコーチのトレーニングの様子を発信してくださっていました。見るだけでエグい。。西川選手も最後ヘロヘロになっていて、こんな姿はなかなか見られませんよね。
まとめ
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